今回ご紹介するのは、介護福祉学科1年生の『障がいの理解』の授業です。
まずは、講師の貞広先生による「コミュニケーション」についての体験。
みなさんは、どのくらい正確に他人に物事を伝える事が出来ているのでしょうか?
2人1組で背中合わせになり、お互いが見えない状態を作ります。
1人が持っている絵を、言葉だけで正確に相手に伝えることが出来るかというゲーム。
相手にも全く同じ絵を描いてもらうはずが・・・
かなり難しかったようです
見ることが出来ない相手の状況をしっかりと理解して、説明を伝えることが出来るか
一方的な説明ではなく、お互いに確認しながら次の説明に進むことが出来るか
などがポイントなんですね。
そのことを頭に入れて 今度はブラインドサッカーに挑戦
ブラインド(見えなくする)サッカーとは、視覚障がい者と健常者が同じフィールドでプレーすることが出来るユニバーサルスポーツ。プレーヤーはアイマスクを使用し、ボールの音や「ガイド(コーラー)」と呼ばれる役割の人の声を頼りに、得点を競い合うサッカーです
北海道でブラインドサッカーのチームを運営しているNPO法人 セカンドサポート 芳賀博信さんから、教わります。
アイマスクをしてのドリブルは、一度足からボールが離れるとボールの行方が分からなくてアタフタ そこで周りのチームメイトが誘導するのですが、「もっとこっち!」と叫んでもプレーヤーにはどっちだかわかりません
芳賀さんから「こっちってどっち?もっとってどのくらい?具体的に教えてあげないと分からないよね」とアドバイス。
貞広先生の授業でもやったように、見えていない相手に対しての伝え方が大切なんですよね
最後はみんなで集合写真
福祉の仕事は、まず相手の状況や気持ちを理解することが大切。
北海道福祉の授業では”みる””きく””やってみる”事を通して、相手を理解する授業をたくさん取り入れています。
6/21(日)のオープンキャンパスでは、このブラインドサッカーの体験を通して福祉を考えるスペシャルプログラム 福祉に興味がある人、ブラインドサッカーをやってみたい人はこちらから申し込んでくださいね