学校概要

ごあいさつ

豊かなコミュニケーション力のある「人財」の育成を。

 一層進む「少子高齢化社会」において、メディアでは、「幼児への虐待」や「高齢者へのハラスメント」等、悲惨で痛ましい事件の報道が後を絶ちません。

 このような中、福祉・保育に関わる人材の育成は待ったなしの状況です。質の高い専門的な知識・技能の修得や、それらを裏付ける国家資格の取得はもとより、「他者を思いやる心を基盤としながら豊かなコミュニケーション力を持ってしっかりと接することの出来る『人財』の育成」が何よりも強く求められているのです。

 本校の養成教育は、そこを強く意識しています。

 皆さんと教職員が一丸となり、心を込めて向き合い、支え、育んでいる様子を是非一度見に来てください。

専門学校北海道福祉・保育大学校
校長 吉田 克彦

教育理念

「専門性と人間性の育成」 福祉を取り巻く社会は大きく変化しています。
このような社会に十分に対応できる高度な専門知識や
思いやりのある幅広い人間性を兼ね備えた専門職の育成に努めます。

3つのポリシー

ディプロマ・ポリシー

卒業認定・称号授与の方針

本校では、修業年限以上在籍し、定められた教育課程に従い所定の時数以上の授業科目を修得するとともに、
次の素養を身につけた学生に対して卒業を認定します。

  • 豊かな人間力

    本校では、修業年限以上在籍し、定められた教育課程に従い所定の時数以上の授業科目を修得するとともに、次の素養を身につけた学生に対して卒業を認定します。

  • コミュニケーション能力

    状況に応じたコミュニケーション方法を用いて相互理解と信頼関係を構築し、さらに人々を繋いでいく能力を身につけている。

  • 専門知識・技術

    常に学び続ける意欲を持ち、高い倫理観と専門知識・技術を用いて現場のニーズに対応できる能力を身につけている。

  • 地域・社会への貢献

    社会を構成する一員として人々と連携・協働し、地域社会に主体的に貢献する能力を身につけている。

  • 実践力

    幅広い視野と想像力・洞察力を用いて的確に状況を把握し、援助実践を行うことができる能力を身につけている。

カリキュラム・ポリシー

教育課程編成・実施の方針

本校では、ディプロマ・ポリシーに基づき、各学科のカリキュラム・ポリシーを次の通り定めています。
単位認定においては各学科のシラバスに明記された評価基準に基づき、学修成果の評価を行います。

社会福祉学科

本学科では、3つの福祉士(介護福祉士・社会福祉士・精神保健福祉士)養成課程の学修内容を統合した福祉人材の育成を
めざして、教育課程を編成・実施する。

  • POLICY1

    1年次では、「人」と「生活」の具体的理解を目的として、地域に暮らす人々との交流を通して生活の実際を知り、福祉専門職の土台となる幅広い視野と柔軟な思考、多様性を認める姿勢を養う。そのため、介護の知識・技術、ソーシャルワークの基礎に関する科目を配置する。

  • POLICY2

    2年次では、個別の状況をとらえるケアの視点から、人や生活を他者や社会との関係からとらえるソーシャルワークの視点へと視野を拡大する。そのため、現代の福祉問題を理解し、社会福祉の価値・理念に基づいて人権や尊厳を重視した支援を習得する専門知識・技術に関する科目を配置する。

  • POLICY3

    3年次では、2年次までの学修をもとにソーシャルワーク実践や多職種・地域との連携を体験的に学び、それらを評価・検討する過程を通して実践力を醸成する。そのため、当事者の意思を尊重し共生をめざす具体的手法や研究的方法を学ぶためのソーシャルワークの専門科目を配置する。

  • POLICY4

    4年次では、これまでの学修や自己の省察を踏まえてソーシャルワークを体得し、福祉専門職のアイデンティティの土台を形成する。そのため、実践や今日の福祉課題を研究的に考察するための科目、および、国家資格取得と自己の能力を発揮できる就職を実現するキャリア形成のための科目を配置する。

  • POLICY5

    社会福祉学科では、本校の教育理念「専門性と人間性の育成」を実現するため、上記の方針に基づき、学生の学修を丁寧に支え、特に各年次における実習科目の履修を通して、学生の福祉専門職としての自覚と福祉実践の意義に対する信用を醸成することをめざす。

介護福祉学科

本学科では、高い倫理観と豊かな人間性を保持し、複雑多様化した介護ニーズに対応できる高度な知識・技術を兼ね備え
た介護福祉士の育成をめざして、教育課程を編成・実施する。

  • POLICY1

    1年次では、地域における人々の暮らしを知ることを通して、多様性を学び、生活を支える介護実践の魅力を実感することをめざす。また、専門性に基づく実践のための介護の技術・知識、福祉の基礎に関する講義及び実習科目を配置する。

  • POLICY2

    2年次では、1年次の学修をふまえて介護福祉の本質と目的を深く理解し、多職種連携や社会資源を活用して状況に応じた介護実践を行うことをめざす。さらに、自らの実践を評価・研究することで実践力・専門性を養うための専門科目を配置する。

  • POLICY3

    介護福祉学科では、人とのかかわりを大切にし、豊かな人間性やグローバルな感性を養うことを目的とした、実践型授業や姉妹校との連携授業を設定する。また、国家資格取得に向けた取り組みを行い、自信をもって社会で活躍できるように丁寧な教育を行う。

保育未来学科

本学科では、「すべての子どもの支えになれる保育者」の育成をめざして、教育課程を編成・実施する。

  • POLICY1

    1年次では、保育や福祉の本質・目的を知り、子どもの成長・発達また教育についての全般的基礎知識・技術を学ぶ。そのため、多様な価値観や豊かな感性の醸成、協働する力を養う体験型授業などの基礎科目を配置する。また、連携授業やボランティア活動を通し、実践力の土台作りをする。

  • POLICY2

    2年次では、1年次に経験した感動体験を土台とし、主体性を発揮して課題発見したことを解決する力や状況把握や発信する力、また応用力・実践力を養い、多様な人々を対象とした援助方法を習得できるよう、専門科目を配置する。

  • POLICY3

    保育未来学科では、教育理念を展開すべく、領域「本質」「対象」「内容」「方法」の他、「本校特別科目」としてタッチレッスンや選択科目を設定する。すべての領域において体験することを重視し、各領域における授業科目間連携を保ち、段階的な実践力を養うことをめざす。

アドミッション・ポリシー

入学者受入の方針

本校では、教育理念に基づき、学校としてのアドミッション・ポリシーを次の通り定めています。

  • 1

    福祉・保育の分野に興味・関心を持っている人

  • 2

    夢の実現に向け、向上心をもって進もうとしている人

  • 3

    他者の心を理解しようと努めている人

  • 4

    コミュニケーションの大切さを理解している人

  • 5

    挨拶や接遇を大切にしようと努めている人福祉・保育の分野に興味・関心を持っている人