6/21(日)オープンキャンパスは、「みる・きく・やってみる」で福祉を考える特別体験

 

 

介護福祉学科と社会福祉学科では、NPO法人セカンドサポートの芳賀博信さんを招いた「ブラインドサッカー体験」を行いました

 

 右にいるのが芳賀先生
真ん中の方はブラインドサッカーの選手です。

 

「サッカー」と「芳賀先生」と聞いて「えっ」と思った方はいますか?

実は芳賀さんは、元コンサドーレの選手で今は北海道初のブラインドサッカーチーム「ナマーラ北海道」の指導をしている方なのです

 

ブラインドサッカーについては、先日アップした授業の様子にて確認して下さいね。

 

 コチラをクリックしてね。

まずは準備運動

2人1組で、一人が目隠しをしたまま芳賀先生と同じ運動をします。

見えている人は言葉で芳賀先生と同じ体操が出来るよう教えてみましょう

 

 

この体操やってみよう」

 

イメージ

「足を開いて両膝に手をついて、肩をグッと中へ入れます」

上手に伝えられました。合格です

 

 

伝えているうちに、自分もつい一緒にやってしまします。

 

「次はコレです」 「ん・・・なんて言えば・・・

 

準備体操のあとは、目隠ししたまま歩いたり走ったりする体験です。
ガイドの人が声や拍手で進む方向を教えながら移動します。

 

他のグループが「こっち!」「まっすぐ!」と声を掛けていたのに対し、このグループはなぜか「わっしょい!わっしょい!」と呼んでいました。なぜ

 

「もう少し前」「えっ・・・もう少しってどのくらい?

 

目隠しになれてきたところで、いよいよサッカーボールを蹴ってみます。

同じように方向を教えながらやってみます。

 

とっても上手なグループもあれば

「おーい!!こっちだよ・・・」

 

ちなみにボールの中には鈴が入っていて、その音をヒントにボールを探すのですが

こうなると

どっちのボールかわからなくなってしまします。

 

最後はキックの体験です。

目隠ししたまま蹴るのも難しい中、股の間を通すゲームでみんな盛り上がっていました。

 

「お見事」 「おしいっ」

 

慣れてくるとこんな感じに蹴れる人もいました。

翼くんみたいです(わかるかな・・・)

 

体験後の参加者の声です。

 

「見えていない人の立場でわかりやすく、短く伝えることが大切だと感じた」

「見えないものも怖いけど、教えてあげることも難しい」

 

などなど、体験を通して色々と感じてもらえたと思います。

 

ここまで読んでいただいたみなさんは気付きましたか?

目が見えない人に「こっち」「まっすぐ」「もう少し」などは全然伝わりません。

でもその体験をするからこそ、相手の立場で考えられる人になれるのです。

 

参加者の皆さんは、北海道福祉の「みる・きく・やってみる」を通して、相手のことを学ぶ授業を少し体験できた1日になったかな?

 

次回 7月4日のオープンキャンパスは

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