今回は、2年生がタッチレッスンで北海道札幌視覚支援学校に行ってきました。
まずはコーディネーターの先生から、学校概要についての説明です。みんな初めて聞く話に興味津々
算数の教科書は、図形も全て点字です。そのため、通常の教科書の倍の分量になるんですって
説明の後は、校舎内の見学。校内は、目が見えないこどもたちのために様々な工夫がいっぱいでした。
廊下はもちろん、学校全体に点字ブロックがあります。こどもたちは、頭の中に目印を作って空間を把握する「メンタルマップ」の訓練をしているので、点字ブロックだけを頼りに校内移動しているわけではないんですって
渡り廊下の手すりには、危険がないようやわらかいスポンジがついていました。
教室の案内板は、黒地に白文字。その方が見えやすいこどももいるそうです。壁につけられている木の板は、手すりと同じ役割をしています。
体育館の床は、コートの境がはっきりとわかりやすいように青色でした。
幼稚部のこども達が座るマットには、自分の座る位置がわかるように水色のテープが貼ってあり、お当番のこどもは赤い凹凸のあるラインに立ちます。
最後には質問にも答えていただき、とても勉強になりましたね
2年生のみんなは、後期から点字の授業を受けています。初めて視覚支援学校の見学に来ることで、より理解が深まりましたね