介護福祉学科の2年生は間もなく卒業…
4月からは介護福祉士として働きますっ
在学中の2年間、ボランティアや介護実習でたくさんの高齢者と関わってきました
しかし、高齢者の家族さんには関わる機会が少なかった学生たち…
なので今回は特別講師として、以前に認知症の家族を在宅で介護していた方に来ていただきました~
認知症になった母親(姑)を介護していた中で、家族だからこそ大変だった思いや辛さを乗り越えた話、『認知症の人と家族の会』についてなど話してくれました
最後は、講話を聴いた学生に感想を書いてもらい、数名に発表を
感想文より
介護の経験から十数年経っても、涙を流しながら話をしている姿を見て、相当辛く大変な思いをされていたのだと感じました。在宅介護は24時間365日向き合わないといけないため、介護福祉士よりも大変なのではないかと思いました。周りの協力だったり、声をかけることが大切だと感じました。
今までは個別介護や利用者さん本人の思いを最優先にということを勉強し、計画を立ててきました。でもそれと同時にご家族さんの対応も個別であり、「何しているのだろうか?」と心配するご家族の気持ちにも寄り添えるケアが必要なんだと思いました。
在宅で家族を介助していた方の生の声を聴いたことから認知症への向き合い方や、今後身内が認知症になった時の受け止め方などを理解することができました。
「病気になったから沢山会いに行くのではなく、今元気なうちに会いに行くことが大切」という言葉がすごく響きました。今日の講話で親や祖父母、周りの人をもっと大切にしていきたいと感じました。
などなど…
就職前に違った視点から色々な思いを感じ取ってくれた学生たちでした
それも特別講師をしてくれた方のお陰です本当にありがとうございましたっ
介護福祉学科 安藤博美