吉田学園の社会福祉学科は、4年間で3つの国家資格(介護福祉士・社会福祉士・精神保健福祉士)を目指せるのが特徴。現場実習も4年間で6回もあり、様々な現場を見ることができます。今回は、3年生と4年生の実習の様子をご紹介します。
≪3年生≫
相談援助実習(社会福祉士になるための実習)
期間:6月10日~7月12日
木村 保菜美 さん
実習先:札幌市西区第3地域包括支援センター
(主に地域で暮らす高齢者の介護・生活に関する相談窓口や地域のネットワークづくりなどを行う機関)
地域で行われる各種会議への同行、事例検討会への参加、地域の高齢者を対象とした介護予防教室への参加、支援している地域住民宅への家庭訪問など、盛りだくさんのとても充実した実習で、指導者さんだけでなく職員皆さんから親身に指導をいただいて頑張っています。
≪4年生≫
精神保健福祉援助実習(精神保健福祉士になるための実習)
期間:6月10日~7月1日
成瀬 春奈 さん
実習先:医療法人ライブフォレスト 北大通こころのクリニック
(精神科クリニック。リワーク(就労・復職支援)や認知行動療法を専門としたデイケアも行っているクリニック)
クリニックでのソーシャルワーク業務への同行、面接場面への同席のほか、デイケアプログラムを活用している患者さんとの交流・面接などを通してソーシャルワーク実践を行いました。指導者の上田さんは本校の卒業生です。自身の経験などもふまえながら、わかりやすく・優しく指導してくれました。認知行動療法を専門としており、専門的な実践について学ぶこともできました。
山越 匠吾 さん
実習先:特定非営利活動法人北のまちかど MHC北ひろしま
(障がいをもつ人々(主に精神障がいをもつ人々)の生活リズムや生活スキル、就労のための訓練をサポートして社会復帰を支援する事業所。就労訓練の一環として、カフェの運営なども行っている)
事業所を利用しているメンバーさんと一緒に、制作活動やカフェ運営に参加し、、利用者の地域生活理解や支援について学びました。また関係機関の見学を通して連携についても学びました。指導者の中田さんは本校の卒業生ですし、事業所の理事長でもあり授業も担当していただいている富田先生も実習現場に顔を見せてくださるので、安心して実習ができました。
4年生は全員無事に実習が終わり、この後は卒業研究や就職活動、国家試験について取り組んでいきます。
3つの領域を学び、様々な現場実習を通して、人を支えられる福祉士として社会に貢献できるよう、頑張ってください!